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ミステリの祭典

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ポアロのクリスマス
エルキュール・ポアロ

作家 アガサ・クリスティー
出版日1957年01月
平均点6.50点
書評数22人

No.2 7点 toyotama
(2010/10/26 17:15登録)
クリスティー得意の、
富豪+息子(娘)たち+嫁(婿)+甥(姪)+執事というパターンなんですが、つい読んでしまいますねえ。
クリスマスにクリスティーを、ってことなのでよしとしますか。
珍しく密室ものであって、物理的トリックを使ってますね。
犯人は、う~ん、やられたっていう感じはありました。

No.1 7点
(2009/01/16 20:50登録)
犯人の意外性は、本作のはるか以前からある手です。下手に扱うと読者をがっかりさせるだけなのですが、そこはさすがに手際よくまとめています。また、派手なトリックが使われているのはクリスティーにしては珍しいですが、現場にある証拠が残ってしまうところをちゃんと処理して、しかもポアロが真相を見破る手がかりにもしているところ、うまいものだと思います。
死体が発見されたところで、何か怪しいなとは感づくのですが、そこから先の推理が進まず、結局だまされてしまいました。

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