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ミステリの祭典

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掟上今日子の裏表紙
忘却探偵シリーズ

作家 西尾維新
出版日2017年05月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 4点 ボナンザ
(2020/04/16 22:56登録)
まあ、短編集ならともかく長編でこれはきついだろう。

No.1 7点 虫暮部
(2017/05/30 08:42登録)
 実は真相の核だけ取り上げれば世界シリーズで使ったネタの焼き直し。勿論諸々の細部はきちんと詰めてあるし、今日子さんのキャラクターを生かした設定で面白く読める。何を書くかではなく如何に書くかが大事。
 ではあるけれど、割と強気な純度の高いミステリとして始まった忘却探偵シリーズが、巻を重ねるに従いネタの見せ方のヴァリエーション重視にシフトしているのは正直不満。そっち系は美少年シリーズに任せて、こっちはもっとミステリ度強く真ん中にドン!と行ってくれないかな~。つまり“ミステリを読んだ!”という満腹感が希薄なのである。

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