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ミステリの祭典

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珈琲店タレーランの事件簿5
珈琲店タレーランの事件簿シリーズ

作家 岡崎琢磨
出版日2016年11月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 まさむね
(2020/02/09 21:49登録)
 シリーズ第5弾。元々「ビブリア古書店」シリーズとの類似性を感じてはいたけれども、今回扱っているのが「源氏物語」だけに、もはや登場人物を入れ換えても読めちゃうような気がします(笑)。
 全体として悪くはないのだけれども、「何やら面倒なことになってるなぁ(面倒なことをしてるなぁ)」と、色んな意味で感じちゃったかも。技巧面や登場人物の行動面も含め、広い意味でね。

No.1 6点 makomako
(2016/12/07 21:55登録)
 このシリーズは読みやすいのですが、内容はあまり濃いものではありません。今回はアオヤマ君の過去に絡んだお話。眞子という素敵な女性が登場します。源氏物語が好きで何かと源氏物語に人生がかぶってしまう女性、素敵ですね。でも話は結構暗い。何とかよさそうな結末になっていくのですが、最後がくどいなあ。もう少しすっきりと終わりたかった。そうすればさらに読後感がよくなるのですが。
 それにしても美星さんはめちゃめちゃによく当たる推理屋ですね。ちょっと無理があるぐらい些細なことから真相を見抜いてしまう。こんな人といっちょにいたら疲れるだろうな。

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