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ミステリの祭典

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東北新幹線(スーパー・エクスプレス)殺人事件
十津川警部シリ-ズ

作家 西村京太郎
出版日1983年01月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 まさむね
(2024/12/15 21:24登録)
 東北新幹線が大宮~盛岡間で開業したのは1982年6月だそうで。「やまびこ」と「あおば」か。懐かしい。
 それが南は東京駅まで延び、北は海を越えて函館北斗駅まで延びているのですから、時の流れを感じますねぇ。東京駅で乗り換えて、東海道・山陽・九州新幹線と繋げれば鹿児島までか。北陸にも新幹線で行けるし。新幹線のおかげで、国内の時間的な距離はすごく縮まりましたよね。
 で、この作品の初出は1983年1月。さすがは西村京太郎先生。素早くサスペンスの舞台に取り入れています。サクサクと読ませる点や、在来線と接続していない白石蔵王駅を取り上げる点は作者らしい(岐阜羽島駅とか好きですしね)。
 ちなみに、突っ込みたい点も。指定席確保の順番って、そうなの?最初の被害者が可哀そうすぎないか?それと、十津川さんと亀井さん、今回ミス多すぎ。特に最初の「やまびこ」での段取りがダメすぎましたね。

No.1 5点 斎藤警部
(2016/06/10 16:00登録)
記憶違いでなければ。。おいらがはズめて手にした京太郎は本作。京さん原作のドラマはチョィチョィ観てましたけどね。 ライヴ感覚溢れる、、実際の東北新幹線の中で読みました。そスたらまンヅ(そうしたら何と)長い長い蔵王トンネル通過中、ほんとに蔵王トンネルの場面を通過しちゃったよ、っていう。ま実際長いんだから確率的にそんな珍しい事じゃァないんだどもなス、ありャなかなかの萌え体験でしたよ。 

で、当時の読んでの感想は
「今まで読んでたような推理小説と較べるとずいぶん薄味だが。。。。どういうわけだか面白い。」
「冒頭のつかみが凄いなあ。。 だんだん尻すぼみになるんだけど、、ま詰まらないまで落ちないからいいや。」
「やたらと、句点(、)は、多い、が、スイスイ読みやすい!」
「流石に書き慣れてる!」
「意外とシャラくさくない!」
「青臭さのかけらも無い!」
「こりゃ売れるのも納得!」
「そっかー、鉄道だからってアリバイものとは限らないんだなー」
「サスペンス小説が得意な人なんだな、きっと。」
と言ったあたり(ずいぶん多い)。 その後しばらくして、何処かしらか摑んだ情報を頼りに初期(黄金期?)の諸作にちょっとずつ手を付けて行くわけです。。

既に滅茶苦茶ハイペースな量産期に入っている時代の作品ですが、それでも一定の密度はきっちりキープしています。やはりこの人の作品は最低でも5点。まず4点には落ちないね。

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