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ミステリの祭典

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木乃伊の仮面
別題「花の遠景」

作家 下村明
出版日1962年01月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 4点 ボナンザ
(2021/02/17 20:55登録)
話がやや冗長で、この時代だとこうゆうものでないと純なミステリでは売れなかったのかと思わされる。

No.1 5点 nukkam
(2017/12/09 17:23登録)
(ネタバレなしです) 1962年に発表された本格派推理小説で、わずか1年後に「花の遠景」という全く異なる印象のタイトルに改題されています。別の作品と勘違いして2度買いしてしまった読者が多くないことを祈るばかりです。前半は私立探偵が三角関係のもつれにからむ素行調査に取り組むという非常に地味な内容です。ターゲットの過去に何かの秘密があるらしいことが少しずつ見えてくるとはいえ、ミステリーとして面白いプロットかというと微妙なところです。殺人事件が起きるのはようやく後半になってからで、しかもメインの謎解きは依然として過去に何があったのかの方です。一応殺人犯が誰かも探偵が終盤に説明するのですが、想像で補足している部分が多くて推理が物足りません。本格派の謎解きよりも悲劇が悲劇を呼ぶ人間ドラマの部分の方が印象に残ります。

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