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ミステリの祭典

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殺人路・上高地

作家 長井彬
出版日1986年11月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 5点 蟷螂の斧
(2022/12/03 23:27登録)
「BOOK」データベースより~「上高地・明神池に美女の絞殺死体が!被害者は東京のエアロビクス・インストラクター河本真紀子。真紀子は殺される直前、なんと2カ所で同時に目撃されていた!?しかも彼女は目撃者の眼前で忽然と消失してしまった!秋の上高地を舞台に大胆にして緻密なアリバイ・トリックを展開、新境地を拓く書下ろし本格長編推理意欲作!!」~
人間消失の謎に興味を惹かれたのですが、偶然に頼っておりイマイチだったかな。上高地は数回訪れており、お薦めの観光地ですが、今や大正池の立ち枯れ木がほとんどなくなっており、昔の面影が全くなく残念です。といっても朝もやの大正池は素敵ですね。

No.1 7点 nukkam
(2016/03/06 00:47登録)
(ネタバレなしです) 1986年発表の長編第8作です。アリバイ崩しの本格派推理小説ですが犯人当ての興味も最後まで維持しており、しかも人間消失と遠隔地での同時出現という不可能性の高い謎まで用意されているのですから面白くないわけがありません。この作者が社会派でなく本格派路線を突き進んだのは正解だと改めて認識しました。旅情もそれなりにあります。

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