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ミステリの祭典

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検事鵞鳥を料理する
検事ダグラス・セルビイ

作家 E・S・ガードナー
出版日1960年01月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 7点 弾十六
(2018/11/04 00:32登録)
1942年1月出版
ダグラス セルビイ第5話。Country Gentleman誌連載(1941-9〜1942-1)
赤ん坊の世話をする検事セルビイ。A.B.C.再び登場、セルビイはその才能に魅せられます。ボブ テリイは保安官補に昇進。法廷シーンは検屍審問。ブランドン夫人にせっつかれ、セルビイは経略をたて、真相に至ります。解決は鮮やか。
銃は保安官の牧場時代の古い45口径、ブランドン夫人も銃は得意のようです。

No.1 5点 nukkam
(2016/02/15 01:59登録)
(ネタバレなしです) 1942年発表のダグラス・セルビイシリーズ第5作です。助けを求める女性からの電話を受けたセルビイがバス停留所へ駆けつけると赤ん坊の入ったゆり籠が残されていて電話をかけたと思われる母親は行方不明、しかも赤ん坊の父親は死んだばかりの財産家らしいという事件が起きます。果たして赤ん坊の将来はどうなるのかというメロドラマ風な展開を見せます(一時的に赤ん坊を預かるブランドン保安官の夫人が実にいい味を出してます)。謎解きプロットも強敵弁護士のA・B・カーはもちろん、女性弁護士のアイネズ・ステーブルトンやラーキン警察署長までもがセルビイの捜査に干渉して二転三転する複雑なもので、セルビイがいかにして事件解決するかの興味をうまくつなげて終盤へなだれ込みます。

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