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ミステリの祭典

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煙の殺意

作家 泡坂妻夫
出版日1980年11月
平均点7.39点
書評数23人

No.3 8点 こう
(2008/06/17 23:59登録)
 シリーズキャラクターのいない単発短編集ですが非常に高水準です。泡坂作品のチェスタトン風ロジックが冴え渡る作品集で煙の殺意が最も気に入っています。
 また奇妙な味に入る閨の花嫁も真相はわかり易いですが泡坂作品らしくなく新鮮でした。
 皮肉の利いた歯と胴もまあまあ気に入っています。
 個人的には亜シリーズより気に入っています。

No.2 8点 なの
(2008/06/03 22:44登録)
表題作、逆転の発想に驚愕。
全編高レベル安定の作品集です、ミステリ好きは必読。

No.1 9点 Tetchy
(2007/11/17 18:02登録)
これぞ泡坂の短編だ!ともいうべき歪んだ論理、奇妙な味わいの短編集です。
チェスタトン張りのロジック炸裂で大満足です。
「赤の追走」、「紳士の園」、「煙の殺意」、「開橋式次第」が特にお勧め。

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