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ミステリの祭典

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ひとり者はさびしい
バーサ・クール&ドナルド・ラム

作家 A・A・フェア
出版日1962年01月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 弾十六
(2020/02/01 18:28登録)
クール&ラム第21話。1961年3月出版。HPBで読了。(なお、以下はAmazon書評をちょっと手直しした再録です。)
会社のスパイを探る依頼、ラム君は独身の有閑男に化けエルシーと豪華なディナーを楽しみます。電気仕掛けの探偵小物がいろいろ登場、自動車尾行用の発信機や壁越しに隣の様子を探る増幅マイクを使います。何故か会う女性にことごとく好かれるラム君、助けを借りて警察の追及を逃れ、真犯人を見つけ出します。銃は22口径オートマチックが登場。
(2017年7月15日記載)

No.1 6点 nukkam
(2015/12/31 07:32登録)
(ネタバレなしです) 1961年発表のバーサ・クール&ドナルド・ラムシリーズ第21作です。個性的な女性が多く描かれ(男性もそれなりにはいますけど)、ドナルドのモテモテぶりもたっぷりです(笑)。無論ひどい目にも合わされるのですがそれは後で手ひどいしっぺ返しをくらっています(本書ではセラーズ部長刑事)。善悪の関係がわかりやすいので犯人の意外性などほとんどない謎解きですが、いかにしてハッピーエンドに持って行くかを楽しめれば本書はそれでいいのでしょう。

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