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ミステリの祭典

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からくり東海道

作家 泡坂妻夫
出版日1996年09月
平均点6.67点
書評数3人

No.3 7点 虫暮部
(2026/04/10 13:09登録)
 大道芸の子供達から始まって、あっちへ飛びこっちへ飛び、一攫千金成るか成らぬか、なかなかにエンタテインしてくれる。それは、時代風俗や義理人情の描写より事件の展開を優先して書いてくれたおかげ。泡坂妻夫の時代物の中では一番面白いかも。
 地理を知らないので、真相の一部が説明的に感じられてしまったのが惜しまれる。風景の類似を文章だけで実感するのは難しいよなぁ。
 最後の場面には山田風太郎を思い出した。意図的なオマージュか否かはともかく。

No.2 5点 kanamori
(2010/08/21 14:52登録)
大久保長安の埋蔵金を巡る伝奇時代小説。
このジャンルの先達の名作群と比べると、派手な趣向やスリリングな展開に欠けるように思います。後半になって物語が別方向に向かうのも、掴みどころがない感じをうけました。
終始「ですます」調で通す文章は、始めは異和感がありましたが、馴染んでくると心地よく読めるようになりましたが。

No.1 8点 Tetchy
(2007/11/14 17:48登録)
意外にこれは面白かった。
題名の「からくり」はあまり意味ないかも(泡坂氏の専売特許?)。
市次、たか、市太郎3人が魅力あるのがこの小説の魅力かと。

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