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今日子猿さん
平均点: 5.00点	書評数: 3件

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No.3	8点	哲学者の密室- 笠井潔	2003/10/11 23:03
ミステリとしては完成度の極みに達している。　ラスト数十頁は何度も読み返した記憶がある。　哲学的議論の大半は（ミステリとしての）作品上の必然性が稀薄であり、二つの主題が混在している感じだが、そういう作品なんだから仕方ない。

No.2	2点	霧越邸殺人事件- 綾辻行人	2003/10/11 22:45
こんな動機で人を殺す人ァいねえよ。

No.1	5点	翼ある闇　メルカトル鮎最後の事件- 麻耶雄嵩	2003/10/11 22:37
よく知らない人たちが淡々と殺されていくので死に重みがなく感情移入しにくい。　文章量の割に作品が直線的で短く感じられる。　何が起こってもおかしくない世界が編まれているため何が起こっても驚けない。　大ラスのスケールのデカさは拍手。