皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
レン太さん |
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平均点: 6.91点 | 書評数: 23件 |
No.5 | 5点 | 捩れ屋敷の利鈍- 森博嗣 | 2003/07/05 15:06 |
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結局犀川&萌絵頼みなんかいっっ!!なんてね。嬉しかったんですが(笑) このシリーズ、保呂草を語り手に設定してしまった事が、逆に作者を苦しくさせてしまった気がしてならないのですが、この作品ではそこを利点として活かしていた様に思います。 ただ裏表紙の「探偵は前代未聞の方法で犯人を言い当てる」って…◯◯した、って事なのでしょうか?そりゃ無いっしょ!! |
No.4 | 9点 | 今はもうない- 森博嗣 | 2003/07/05 14:55 |
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こういう終わらせ方、好きだなぁ!!ラスト一文の清清しく、かつ深い味わいは「ディス・イズ・森博嗣」といった趣きですね。 単品で読める類いの小説ではありませんが、この作品世界&登場人物達にシンパシーを持つ方にとっては正に「シリーズ最高傑作」なのでは無いでしょうか。私も同様です。 |
No.3 | 5点 | 虚空の逆マトリクス- 森博嗣 | 2003/07/05 14:50 |
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S&Mの短篇が収録されていますが、このシリーズはここで完結でいいんじゃないかなぁー… 森氏は完全な「ミステリー作家」では無い、と認識しています。特に短篇ではその要素が強く出ますね。所謂「森節」を堪能出来ればオッケーなのでしょうね。 |
No.2 | 3点 | 朽ちる散る落ちる- 森博嗣 | 2003/07/05 14:46 |
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これはキツイ…完全に「行き詰まり」を感じてしまいました。謎解き、人物像の掘り下げ両面で。 |
No.1 | 5点 | 赤緑黒白- 森博嗣 | 2003/07/05 14:43 |
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うーん、結局最後までキャラにイマイチ思い入れ出来なかった… 私にとってVシリーズは「S&M」との繋がりの部分での興味以上の「想い」を抱かせる事無く終了した印象。 …と言うより、森氏自身も同様だったのでは無いでしょうか。締めくくりに登場した◯◯の存在が、それを象徴している様に感じます。まるっきりつまらなくこそ無かったものの、もし仮にS&Mよりもこちらが先だったとしたならば、森氏は現在程の「人気作家」足り得たでしょうか。 この点数は「赤緑黒白」単独の評価であると共にシリーズ全般を通しての点数でもあります。 |