皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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ごんべさん |
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平均点: 6.73点 | 書評数: 49件 |
No.6 | 5点 | QED 東照宮の怨- 高田崇史 | 2003/09/29 12:06 |
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この作品でこのQEDシリーズは現時点で読了(結構読む順番が後先になってしまった)。 今回の歴史暗部新解釈薀蓄はちょっと強引ではないかい?ってなのが正直な感想ですね。 相変わらず現実部の事件の内容の薄さが目立つけど、犯人がタタルと童謡の知識&解釈で行動していたと言うのが、ちょっと強引過ぎなんですよね。 世の中そんな人は少ないのでは? |
No.5 | 6点 | QED 式の密室- 高田崇史 | 2003/09/24 09:11 |
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基本的に歴史の裏側を解明する薀蓄部分に引かれて読みつづけていると言うのが本当のところなのかも知れませんが、私は好きです。 ただ、詰まるところ「平安時代」の貴族社会は後世の我々が勝手に理想化するような華やかな事はないっちゅう事ですよね。 |
No.4 | 8点 | QED ベイカー街の問題- 高田崇史 | 2003/09/19 17:40 |
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よくぞまぁ、ここまで薀蓄を・・・ 素晴らしいです。 ホームズものは必ず小学生の頃に通過する作品でしたよね、昔は。 だから決して馴染みがない訳でもないしね。 ただやはり全体の事件自体に魅力はないですよね。薀蓄の為の事件ですよね。それが残念。 |
No.3 | 6点 | QED 竹取伝説- 高田崇史 | 2003/09/04 09:21 |
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先の採点者の方も言われている通り、論証に関しては結論先行型でしょう。しかし、それは仕方ないのではないかと思います。だからその部分の展開に関しては「とても楽しめた(8点)」をあげたいと思います。 しかし、ミステリそのもののに関しては「イマイチ(4点)」。トリックは薬学知識を応用したものでしょうけど、それが秀でているわけではないし、また主題の歴史との絡みにも魅力を感じなかった。 1作、2作を読んで、いきなりこの6作だったから…と言うわけでもなさそうだし… …で平均で6点とさせていただきました。 |
No.2 | 7点 | QED 六歌仙の暗号- 高田崇史 | 2003/07/31 09:14 |
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基本的に高橋克彦氏や井沢元彦氏の歴史ミステリモノが結構好きだったので、この作品も楽しめました。 ただこういうものにありがちの「歴史ミステリの解釈」は素晴らしいのに「現代ミステリ」がイマイチと言うパターンであったのが残念。 「六歌仙」=「七福神」、そして「古今和歌集の意味付け」などの解釈は果たして学会的に認められるくらいの物なんだろうか? |
No.1 | 6点 | QED 百人一首の呪- 高田崇史 | 2003/07/18 15:05 |
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こう言うテーマでは読みやすさ(文章全体でなく、謎解きに関しても)が大切だと思います。 決して学術書ではないのだから… ちょっと、解り難かったかな… 井沢元彦氏の方がそう言う点ではうまいと思います。 でも、キャラクターが微妙に記憶に残るので、続編(と言うか他の謎)を読みたくなりましたね。 |