皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
Nakatzさん |
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平均点: 7.20点 | 書評数: 30件 |
No.5 | 9点 | 涙流れるままに- 島田荘司 | 2001/08/28 00:57 |
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間違いなく、吉敷シリーズの集大成。同シリーズをある程度読んでおくと、十二分に楽しめる ことと思います(僕はあまり読んでいないけれど、それでもなかなか楽しめました)。 社会派推理の性格が強く、読み応えは充分。また、終盤には目頭が熱くなります。 |
No.4 | 6点 | 飛鳥のガラスの靴- 島田荘司 | 2001/08/28 00:51 |
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「飛鳥」の正体がどうもなあ……という感じでした。 ストーリーそのものは、決して悪いものではありませんが。 ただ、「奇想、天を動かす」と繋がっている部分(吉敷の警察内での立場)があるので、 本作を読むにあたっては、そのことに留意された方が良いかと思います。 |
No.3 | 6点 | 最後のディナー- 島田荘司 | 2001/08/11 23:54 |
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龍臥亭と同様に、ここでも御手洗は不在(ちょっとだけ登場しますが)。御手洗ファンに とってはそれが残念。事件も、これまでのシリーズに比べてシンプル過ぎる印象を 受けました。ただ、さくっと読むにはちょうど良い短編集と言えましょう。 |
No.2 | 7点 | 龍臥亭事件- 島田荘司 | 2001/05/08 00:33 |
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一種の「館」ものと言えるでしょうが、やはりどちらか と言えば「社会派」に類すると思います。 作品の性格上、石岡和己を探偵役に据えたのは正解でしょう。 御手洗だったら、作品のテーマを無視してすぐに解決するだろうから。 |
No.1 | 9点 | 異邦の騎士- 島田荘司 | 2001/05/08 00:26 |
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御手洗シリーズの中だと、時系列的には古い部類に 入りますね(一番古い、とは言えなくなった)。 その分、他の作品にはない「熱さ」が感じられます。 ラストには、目頭が熱くなります。 |