皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
大泉耕作さん |
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平均点: 6.26点 | 書評数: 65件 |
No.7 | 4点 | 大当たりの死- リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク | 2012/01/08 15:26 |
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新シリーズの粗いところを集約したような作品。
プロットと発想はよかったけれど、気の利いた手掛かりがありながらそれを最後まで引っ張り延ばすようで好感は持てない。 構成の不備を抱えたまま作品化されたよう作品でした。 |
No.6 | 5点 | 逆転の構図- リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク | 2012/01/08 15:13 |
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コロンボ作品でも上の下というところ。
コロンボの仕掛ける逆トリックのファンも多いことだが、いささか強引かと思われます。そういう僕もファンなのですが。 捜査の過程もシリーズ中ではシャープな出来です。 |
No.5 | 6点 | さらば提督- リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク | 2011/12/22 21:41 |
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コロンボシリーズでは異色の非倒叙ミステリ。
本書はドラマ本編にもっと肉付けして出版されたようで、ドラマ以上に本格ミステリやドラマ自体の品質がアップして、ノベライズ版成功の一例かと思われます。(褒めすぎかな・・・) ドラマにはない、最後の台詞にはゾゾッと来ました。 |
No.4 | 6点 | パイルD-3の壁- リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク | 2011/12/21 13:27 |
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犯人判定までの過程はミステリ的には不十分ではないかと思います。けれど、最後はやはり発想のスケールが大きくそれが作品自体にロジカルな雰囲気を与えていてそんなものが払しょくされるようでした。 |
No.3 | 5点 | 血文字の罠- リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク | 2011/12/13 23:17 |
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新シリーズの趣向があります。無駄な描写が多いし、ドラマの中でも何度も見たようなシーンがそのまま出てくるのでうんざりします。
ミステリとしては、悪くもないしかと言って素晴らしいと思うほどでもないので、譲って五点程度です。 しかし、最後の解決場面だけは楽しく読ませていただきました。 それにしてもピーター・フォークさん、もっと生きていてほしかった・・・。御冥福をお祈りします。 |
No.2 | 5点 | サーカス殺人事件- リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク | 2011/04/13 15:07 |
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やはり、高名な旧シリーズ・刑事コロンボのラストエピソードの脚本を手掛けたハワード・バーグだけあって見事です。このシナリオが採用されなかった理由は分からないが映像化したらシリーズ中、最も幻想的な作品になっていた筈だ。最後の謎解きの場面では心にグッとくるものがありまして、解説のとおり、コロンボのサーカスに対してのミスマッチは見どころ。 |
No.1 | 6点 | 歌う死体- リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンク | 2011/04/13 15:05 |
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コロンボ警部のいつもながらの推理力は抜群である。映像化にしたら新シリーズのトップのなっていたはずなのが残念であるが、小説であればドラマで監督の想像するような映像ではなく自分で想像する楽しみが出来るので、それはそれなりで良い。ミステリ的にもすごく面白くてコロンボと犯人の対決はまさに必見! 見たかったなあ・・・。 |