皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
こもとさん |
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平均点: 6.60点 | 書評数: 86件 |
No.3 | 4点 | クリスマスの4人- 井上夢人 | 2009/11/17 12:31 |
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あららら、この解答はいただけない。 ある意味、ミステリとして一番やってはならないことなので、違うジャンルの本を読んだと思えば、腹も立たないのだろう。
井上作品は、何気にエンドレスというか、ループというか、メビウス的なものが多いが、個人的に一番成功してるのは「プラスティック」かと思う。 ラストの興ざめ具合は、もっと得点が低いのだが、途中までは楽しませてもらえたので、4点をつけておく。 |
No.2 | 7点 | 風が吹いたら桶屋がもうかる- 井上夢人 | 2007/10/16 21:43 |
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十返舎一九の『東海道中膝栗毛』の中に見られる「風が吹いたら」にのせて、依頼人までもがリレー方式。 しかも、あれよあれよと言う間に、ヨーノスケに対する超能力の評価までもが、雪だるま式に大きくなってゆくのは笑えます。
美女の依頼を受ける三人の中の、とどのつまりは、さて、誰がもうかったんでしょうね? 一番の謎だったりして(笑) |
No.1 | 9点 | プラスティック- 井上夢人 | 2007/10/13 13:12 |
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ある程度、トリックが読めてしまったこともあって、余裕の表情でページを繰っていった自分が、「ちゃんちゃら、可笑しいや」って感じです(笑) うーん、注意一秒、怪我一生、油断が死を招きました。
そのショックは、「かかと落としで脳天をガツーンとやられ、昇天、合掌という感じ」と言ったらおわかりいただけますでしょーか(笑) |