海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ SF/ファンタジー ]
サバイバー・ミッション
小笠原慧 出版月: 2004年10月 平均: 6.00点 書評数: 1件

書評を見る | 採点するジャンル投票


文藝春秋
2004年10月

文藝春秋
2007年05月

No.1 6点 2026/04/12 11:45
作者は本名岡田尊司名義で精神医学関係の著書が40冊ほどもある人ですが、本作はミステリの第3作。2004年に発表された、時代設定2013年の作品です。まあ、現実の2004年当時とは明らかに過去が異なるパラレル・ワールドものと考えていいでしょう。専門の医学系では、10年程度では不可能な技術が出てきて、その技術、脳の記憶痕跡トレーシングが、本作の根幹をなしています。
その技術を基にしたAIドクター・キシモトが、探偵役の新人捜査官麻生利津を補佐する形で、連続首切り殺人事件の話が進んでいきます。最後の意外性演出は煩雑でわかりにくいと思いますが、それまでは迫力が感じられました。帯では2本の映画と比較していて、そのうちの1本『ブレードランナー』については、雰囲気的になるほどと思えますが、もう1本は読み終えてみると、比較対象として挙げない方がよかったんじゃないかと思えました。


キーワードから探す
小笠原慧
2004年10月
サバイバー・ミッション
平均:6.00 / 書評数:1