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[ 時代・捕物帳/歴史ミステリ ] 信長の棺 |
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加藤廣 | 出版月: 2005年05月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 2件 |
日本経済新聞社 2005年05月 |
文藝春秋 2008年09月 |
No.2 | 8点 | TON2 | 2012/12/17 16:48 |
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日本経済新聞社
本能寺の変の後消えた信長の遺体の謎、光秀を本能寺へ向かわせたのは誰か、桶狭間の奇襲成功の謎について、歴史ミステリーとして第一級の謎解きをしてくれる作品です。 序盤は文句なく10点、中盤9点、終盤のまとめは息切れして7点だと思います。 信長、秀吉、光秀、本能寺の変といった話は、多くの作品が出されていて、今更物語化しても変わりばえのしない作品なのではと思いましたが、こういうアプローチの仕方も残っていたのかと感心しました。 |
No.1 | 4点 | 江守森江 | 2010/07/31 21:32 |
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文庫は上下巻に分冊されたが単行本は一冊。
織田信長の遺体が本能寺で発見されない事から派生する「本能寺の変」での陰謀と信長の行方を大胆に推理した歴史ミステリー。 テレ東の歴史バラエティー番組で同じ様な見解の実証の為に近隣の土地を掘り返していた位には信憑性がある説ではある。 その一方で、その他の設定部分がお粗末過ぎる為にバラエティーレベルを超えられない作品でもある。 ※余談 フィギュア・スケートで織田信成を観る度に、こんな奴が信長の末裔なのか!とのガッカリ感がある。 ※追記(11月27日) 新聞で島荘が60歳以上限定本格ミステリー新人賞を制定したと書かれていた。 そこに実例でこの作者が取り上げられ、当時74歳でこれがデビュー作だったそうだ。 |