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[ 本格/新本格 ]
封印再度
S&Mシリーズ
森博嗣 出版月: 1997年04月 平均: 6.15点 書評数: 68件

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講談社
1997年04月

講談社
2000年03月

No.28 2点 ぴーこ 2004/04/09 01:03
人物が最悪だった。前作までは案外許せた萌絵のバカっぷりもここまでやるとやりすぎ。上っ面の言葉が上品でも行動は下品で醜悪、冗談やいたずらでは済まされない部分が多すぎる。またそれを叱らないどころか助長する保護者達は何様?理数系なら、お嬢様なら、許される行動なのか?いくらテンポ良く展開が必要でも強引すぎて「ナニこれ、バカにしてんの?」って感じだ。それから子供の証言だがあきらかに変だろう・・・そこまで頭の回転の良い子ならそんな表現はしないと思うが。おまけに鍵と凶器のトリックは滅茶苦茶強引過ぎる・・・。とにかく読んだ後に理不尽さと不快感しか残らなかった。

No.27 3点 プー 2004/03/23 23:48
下手な少女マンガみたいなラブコメはいらない。トリックはよくできていたと思う。

No.26 8点 ai 2004/01/13 15:00
私は純粋に面白かったです!犀川先生はいっつもはっきりしないので、萌絵ちゃんのいたずらも「よくやったぞ!」て感じです。鍵の取り出し方も結局最後までわからなかったし…。

No.25 7点 ばやし 2004/01/12 10:59
萌絵の目的の為なら手段を選ばないってところが凄い良く書けてておもしろかったですねー(笑)犀川先生のあたふたした姿が見れて良かったですね^^

No.24 10点 なりね 2003/12/26 22:32
話しは面白い。トリックも感心。(僕には絶対思いつけないな、これは)
今考えるとここから西之園さんの評価が転落の一途をたどっていく。

No.23 3点 圭ちゃん 2003/11/09 21:52
タイトルは非常に良い。トリックは非常に悪い。

No.22 10点 四季 2003/10/21 01:46
満点ですが、森さんの作品としては二流。事件の印象が薄すぎるかな。
というより色恋がメインなのか?
満点の理由は笑えた。それだけです。そこらのギャグマンガよりおもしろかったです。

No.21 10点 MAKUBEX 2003/10/20 17:38
ストーリーが良い。シリーズ中1,2を争う傑作

No.20 7点 なな さんいち 2003/08/02 22:04
このトリックは・・・。
それ以外は良かった。
結構、楽しめた。
ただやっぱり、トリックが・・・。

No.19 6点 ギザじゅう 2003/03/22 21:28
犀川先生と萌絵との恋沙汰の比重が多くて、やたら冗長に感じる。その一方で儀同世津子などの人物に十分な説明がされていない気がする。
殺人事件の印象も薄いが、壺と鍵の謎は非常に面白かった。

No.18 8点 医学研究者 2003/03/07 12:05
シリーズを読み進める中、本作ではじめて犯人と方法を明確に指摘できず残念でした。作者は充分な手懸かりを読者に与えるべきです。犯人の行動は周囲に多大な迷惑をかけるだけのもので、読後のカタルシスに欠けますが、楽しく読みました。

No.17 2点 かつお 2003/01/22 00:19
この作品で森博嗣を見限りました。恋愛ものを発展させる気が無いなら、ミステリにおいて恋愛関係なんて設定する意味が無いと思います。正直言って犀川と萌絵の関係にこれ以上つきあう気が起きません。

No.16 4点 ゆたぴー 2002/11/15 12:43
わたしは、この作品をミステリではなく、コミックだと思って読みました。トリックも思わず、「ぶひっ」て笑っちゃいました。個人的にはあれはなしかな−と思います。ミステリとしてはお勧めできないけど、犀川先生と萌絵ちゃんのコミックと思って読めば、結構楽しめると思います。雰囲気も独特ですし。

No.15 2点 じゃすう 2002/10/15 01:35
S&Mシリーズを見限った作品かな……
ミステリ云々よりも、西野園くんのあの悪戯で。
下の方にもありますが、命を軽くおもちゃにして犀川先生を弄ぶ姿には慄然としました。本当に命の重みを解っているのだろうか……。

No.14 10点 きんた 2002/05/28 16:11
この作品は森作品の中でもお気に入り、titleがよい。その作品を貫く純粋な理性に感服。

No.13 10点 しゃん 2002/05/16 16:40
鍵のトリックはアンフェアだがアンフェアでは何故いけないのか?
とてもトリックとそれに絡む人々は綺麗で神秘的だと思う

ただ,扉のトリックは……?単純でそうかもと思うのだが説得力が足りない

犀川先生は素敵でよい

No.12 6点 モトキング 2002/05/16 16:16
これミステリなのか、な。印象的には、「学研と科学(小さい頃こんな本を読んだことが…)」とかに連載してそうな科学読み物。人が死んでいて、かつそれが殺人によるものだから、まあ子供向けではないけど。
トリック的には最悪に近い。例えば、DNAにおけるアミノ酸の配列(これは本作の内容とは全くリンクしていません)がトリックを理解する上で必要な知識だとしても、そんな専門的知識のない一般大多数の読者にとっては、それがトリックだなんて言われても、意表を突く突かない以前の問題。そんなの、常識的な知識じゃないからね。大げさに言えば「実は登場人物のAさんは壁を通り抜けられるんです!」などと、最後に説明された感じ。
まあ、客観的には以上のとおりだと思うけど、でも、個人的にはかなり好きですね、これ。シリーズ他作よりは劣るけど、また、人それぞれ相性もあるけど、私にとって本作は、全く飽きさせない、非常に魅力在るキャラの作り出した面白い小説と思えます。でもやっぱりミステリではないかもね。

No.11 6点 アデランコ 2002/04/24 12:49
鍵のトリックよりも扉のトリック?に驚愕した。
いくら小さな子供でも、あんなに冷静でいられるの?
あのセリフの意味は気がつかなかった。

No.10 6点 由良小三郎 2001/11/23 21:43
理系人間としては、あの低融点金属では、鍵に必要な強度は得られないと思います。

No.9 2点 alchera 2001/10/16 10:58
理系ミステリってのは経験知と言う存在をまるっきり無視することだったんですね。
「純粋なパズルとして」という逃げ口上が使えないほどひどい。
命をいたずらに使う西之園萌絵さんは、私が犀川先生ならたとえどんなに惚れててもその場で絶交です。


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