海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ 本格/新本格 ]
斜め屋敷の犯罪
御手洗潔シリーズ
島田荘司 出版月: 1982年02月 平均: 7.01点 書評数: 129件

書評を見る採点するジャンル投票


講談社
1982年02月

講談社
1988年07月

光文社
1989年01月

講談社
1992年07月

(株)南雲堂
2006年09月

(株)南雲堂
2008年03月

講談社
2016年01月

No.69 7点 swordfish 2008/10/03 17:12
読後の感想は、そんな馬鹿な・・・。
でしたw

一生モノの衝撃でした。

No.68 7点 こう 2008/09/28 21:38
 今初めて読むと感動できないかもしれませんがあの時代に占星術に連発してよくぞ本格を連発して出してくれた、と個人的には思います。(実際には色々書かれていますが)これと北の夕鶴はトリックの実現性が問題となるかと思いますが、スケールの大きいトリックを見せてもらっただけで個人的には大満足だった記憶があります。なんだかんだいってトリックの大きさで言えばやはり初期作はすごかったなと今更ながら思います。

No.67 7点 ぴあん 2008/05/12 16:50
このバカミスっぷりこそ本格。こういう作品は、純粋に楽しんだもん勝ちですね^^
ただ、作品内の英子の描写からだと彼女のイメージがうまくつかめなかった。なんか…女装した男のような印象しか残らなくて(笑)

No.66 5点 mike 2008/04/15 23:27
トリックがすこし無理ありすぎるのではないかと思います。ただ作品そのものは楽しめました。

No.65 6点 ハンドル 2008/03/13 19:20
トリックは面白い。でも「フーダニット」の作品としてみると、犯人の意外性が全くない。そこが減点対象。

いっそのこと古畑(コロンボ)シリーズのように、潔く「御手洗VS紳士な犯人」の倒叙形式にした方がしっくりくるかも。

あと、文庫にあった関口氏の解説がひど過ぎる。
「若手作家への推薦文はやめてくれ。その理由は長くなるから書かない」
お金を出して本巻を買った読者に対して失礼千万でしょ。最後の最後で後読感が悪くなる。

No.64 4点 gink 2008/03/12 14:14
私が読んだ文庫版では屋敷の図が見開き2ページで非常に見づらかったことが最大の減点要因。思いっきり伸ばして平面にしようとしたら軽く破れました(笑)一応文中に説明があるけれど、私の理解力だといまひとつ館の構造が把握できず。最近売ってる豪華装丁版はちゃんと1ページに図が収まってるみたいでうらやましいです。

No.63 7点 あい 2008/03/10 13:25
御手洗が出した答えを見て稲妻が走った感じでした。ココまでとは・・・ダントツで印象に残るミステリ

No.62 7点 こもと 2008/02/23 14:28
 以前読んだ本の中で、鯨氏が「バカミスは褒め言葉だ。 『よくこんなことを思いつくなぁ』という作品に与えられる、賞賛の言葉だ」と言っていたと思う。
 なるほど・・・それならば私は、島田氏の書いたこの作品こそが、その最高峰だと賛辞を送りたい。
 昨今流行の「バカミス」を、時代に先駆けて書いておられたとは・・・さすが、我らの島田氏。
 でもね、御手洗さん、登場遅すぎですよ(笑)

No.61 7点 白い風 2008/02/07 22:00
”占星術殺人事件”の後、続けて読みました。
同じく大胆なトリックでしたが、前作の感動が大きかった分それほど大きな感動は受けなかった思いがあります。
菊のエピソード分、少し加点しました。

No.60 3点 あびびび 2008/01/23 14:43
ミステリーの王道ではあるが、トリックって作者次第でどうにでもなるなという、あきらめの心境。嫌いではないが、ハイハイそうですか、まあなきにしもあらずでしょうねーと苦笑。動機も同様で、いくらでも作れるなという感じ。

No.59 6点 マニア 2007/12/30 15:40
トリックは大掛かり&実現微妙。だが、「本格はこれでいい!」という勢いにも似た説得力が作品から伝わってくる。エキセントリックな御手洗潔のキャラクターの成せる技か?

ミステリとして十分楽しめた。バカミス大歓迎(笑)

No.58 7点 kkk 2007/11/22 23:13
ありえないトリックですが、それこそが島田荘司の魅力です。
今回も驚かせてもらいましたが、やはり占星術と比べると見劣りしてしまいます。

No.57 5点 いけお 2007/10/10 11:12
あの設定なのにありえないトリックなのはどうかと思った。

No.56 9点 ぷねうま 2007/09/26 06:59
実は超がつくほどのバカミス。
「うほっ」ってなった。

No.55 7点 spam-musubi 2007/09/06 10:49
この荒唐無稽さが最高ですね。はっきり言ってありえないトリック。すごく低い点数をつける人の気持ちもよくわかる。
それでもこの気持ちいいまでの豪快さ、大胆さはすごい。
「最高レベルのバカミス」

No.54 8点 vivi 2007/06/09 00:37
大好きな作品ではあるのですが、やっぱりトリックがすさまじいです。
これはさすがに推理するのは無理じゃないでしょうか。
御手洗の奇人ぶりが爆発していて、これだけ読むと何だ?となりますが、
以後の作品を見ていくと、このときの御手洗のは「素」もあるけど「計算」もしてたと思えます。

No.53 7点 AxCx 2007/06/01 19:32
ミステリー経験が浅い状態で読んでしまったのが失敗だったかも。中級者以上に推薦の作品です。大技炸裂のメイントリックがとんでもない。犯人のアノ一言にも震えました。

No.52 9点 KAM 2005/08/02 23:58
御手洗シリーズは、御手洗の言動がツボで、どうも贔屓目で見てしまう。おどろおどろしかったり、堅くなりがちなミステリーというジャンルだからこそ、御手洗みたいな変人探偵が必要…というのは自論で、やっぱし贔屓だけど、それが面白いと思ってしまうのだから仕方ない。この作品は御手洗パワー炸裂! という感じで、ミステリーなのに大いに笑わしてもらった。トリックは、まぁありえないけど、それも島田作品の面白いところなのでは? と許せてしまう。

No.51 7点 Tetchy 2005/07/30 22:17
このトリックで本当に上手くいくのか疑問に思ったのはやはり天狗面の部屋のところですね。あと皆さんおっしゃるように花壇の模様はあまりにも解り過ぎて何か他の意味があるのか勘繰り過ぎたくらいでした。
これも『占星術〜』と同じく犯人は解ったものの、トリックは解りませんでした(っていうか、解った人いたの?)。
あと『占星術〜』に比べ、文章が下手になってません?

No.50 7点 名無し 2005/07/09 02:07
御手洗のキャラが面白かった。それだけ。


キーワードから探す
島田荘司
2023年04月
ローズマリーのあまき香り
平均:5.83 / 書評数:6
2019年08月
盲剣楼奇譚
平均:6.33 / 書評数:3
2018年08月
鳥居の密室 世界にただひとりのサンタクロース
平均:6.00 / 書評数:6
2016年05月
御手洗潔の追憶
平均:5.00 / 書評数:2
2016年04月
屋上の道化たち
平均:5.80 / 書評数:10
2015年09月
新しい十五匹のネズミのフライ
平均:5.67 / 書評数:6
2014年08月
幻肢
平均:5.00 / 書評数:3
2013年10月
星籠の海
平均:5.69 / 書評数:13
2012年09月
アルカトラズ幻想
平均:6.00 / 書評数:5
2011年10月
ゴーグル男の怪
平均:4.67 / 書評数:3
2011年04月
追憶のカシュガル
平均:5.14 / 書評数:7
2010年06月
写楽 閉じた国の幻
平均:7.00 / 書評数:12
2007年10月
リベルタスの寓話
平均:5.75 / 書評数:8
2006年11月
最後の一球
平均:6.00 / 書評数:10
2006年10月
犬坊里美の冒険
平均:5.25 / 書評数:12
2006年09月
光る鶴
平均:5.00 / 書評数:5
UFO大通り
平均:5.47 / 書評数:15
2006年06月
溺れる人魚
平均:4.33 / 書評数:9
2006年05月
帝都衛星軌道
平均:5.75 / 書評数:4
2005年11月
エデンの命題
平均:5.29 / 書評数:7
2005年10月
摩天楼の怪人
平均:6.07 / 書評数:15
2004年10月
龍臥亭幻想
平均:6.64 / 書評数:11
2003年10月
ネジ式ザゼツキー
平均:6.00 / 書評数:22
2003年07月
透明人間の納屋
平均:6.25 / 書評数:12
2003年03月
上高地の切り裂きジャック
平均:5.77 / 書評数:13
2002年12月
セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴
平均:5.94 / 書評数:18
2002年11月
吉敷竹史の肖像
平均:5.50 / 書評数:2
2002年08月
魔神の遊戯
平均:5.86 / 書評数:22
2001年10月
ロシア幽霊軍艦事件
平均:6.22 / 書評数:27
2001年08月
ハリウッド・サーティフィケイト
平均:6.27 / 書評数:11
パロサイ・ホテル
平均:6.00 / 書評数:2
パロサイ・ホテル 御手洗パロディサイト事件
平均:4.11 / 書評数:9
2000年06月
聖林輪舞-セルロイドのアメリカ近代史
平均:7.50 / 書評数:2
1999年11月
最後のディナー
平均:5.05 / 書評数:19
1999年10月
Pの密室
平均:6.23 / 書評数:31
1999年06月
涙流れるままに
平均:7.59 / 書評数:22
1998年10月
御手洗潔のメロディ
平均:5.26 / 書評数:31
1997年11月
三浦和義事件
平均:7.00 / 書評数:2
1996年01月
龍臥亭事件
平均:6.22 / 書評数:40
1994年10月
天に昇った男
平均:6.70 / 書評数:10
1993年11月
アトポス
平均:6.43 / 書評数:35
1992年12月
天国からの銃弾
平均:6.88 / 書評数:8
1992年10月
眩暈
平均:6.86 / 書評数:44
1991年12月
飛鳥のガラスの靴
平均:5.23 / 書評数:13
1991年10月
水晶のピラミッド
平均:5.54 / 書評数:46
1991年02月
ら抜き言葉殺人事件
平均:5.07 / 書評数:15
1990年11月
暗闇坂の人喰いの木
平均:7.20 / 書評数:74
1990年09月
都市のトパーズ
平均:3.00 / 書評数:3
1990年08月
踊る手なが猿
平均:6.50 / 書評数:6
1990年07月
御手洗潔のダンス
平均:6.37 / 書評数:30
1990年02月
羽衣伝説の記憶
平均:5.71 / 書評数:14
1989年11月
御手洗潔の挨拶
平均:6.31 / 書評数:49
1989年09月
見えない女
平均:5.80 / 書評数:5
奇想、天を動かす
平均:7.88 / 書評数:67
1989年05月
幽体離脱殺人事件
平均:4.85 / 書評数:13
1988年11月
嘘でもいいから誘拐事件
平均:4.50 / 書評数:4
夜は千の鈴を鳴らす
平均:5.71 / 書評数:14
1988年08月
切り裂きジャック・百年の孤独
平均:6.96 / 書評数:26
1988年04月
異邦の騎士
平均:7.75 / 書評数:133
1988年03月
毒を売る女
平均:6.93 / 書評数:15
1987年12月
灰の迷宮
平均:5.93 / 書評数:15
1987年11月
ひらけ!勝鬨橋
平均:6.14 / 書評数:7
1987年08月
展望塔の殺人
平均:6.00 / 書評数:12
1987年05月
死者が飲む水
平均:7.06 / 書評数:17
1987年04月
網走発遙かなり
平均:6.36 / 書評数:11
1986年12月
Yの構図
平均:5.94 / 書評数:16
1986年04月
火刑都市
平均:6.67 / 書評数:12
消える上海レディ
平均:3.25 / 書評数:4
1985年10月
夏、19歳の肖像
平均:6.14 / 書評数:7
1985年09月
サテンのマーメイド
平均:6.60 / 書評数:5
確率2/2の死
平均:4.95 / 書評数:20
1985年06月
消える「水晶特急」
平均:5.44 / 書評数:16
1985年04月
殺人ダイヤルを捜せ
平均:5.91 / 書評数:11
1985年03月
高山殺人行1/2の女
平均:5.50 / 書評数:10
1985年01月
北の夕鶴2/3の殺人
平均:7.19 / 書評数:48
1984年09月
漱石と倫敦ミイラ殺人事件
平均:7.18 / 書評数:40
1984年06月
出雲伝説7/8の殺人
平均:6.27 / 書評数:26
1984年04月
嘘でもいいから殺人事件
平均:5.50 / 書評数:10
1984年02月
寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁
平均:6.12 / 書評数:34
1982年02月
斜め屋敷の犯罪
平均:7.01 / 書評数:129
1981年12月
占星術殺人事件
平均:8.24 / 書評数:200
不明
御手洗潔と進々堂珈琲