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[ クライム/倒叙 ]
悪党パーカー/ターゲット
悪党パーカー
リチャード・スターク 出版月: 2000年02月 平均: 5.00点 書評数: 1件

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早川書房
2000年02月

No.1 5点 人並由真 2023/10/15 05:49
(ネタバレなし)
 犯罪者パーカーは仲間のマーシャル・ハウェルと組んで、海兵隊員の武器横流し現場を襲撃。現金と武器を強奪した。だがハウェルは重傷を負い、パーカーは当人了解のもとに、決して口を割らない仲間として、相棒を置き去りにした。その後、ハウェルの筋だという謎の男ビリアード・キャスマンから連絡があり、パーカーは試験興行中のカジノ船「ハドソンの魂」号を襲撃する計画を持ち掛けられる。

 1998年のアメリカ作品。
「悪党パーカー」シリーズ第18弾(除くグロフィールド主演編)で、20世紀末からの復活シリーズの第2弾。
 復活編の初弾『エンジェル』は20年以上前に、ほぼ邦訳リアルタイムで読了。その後は読み逃していた旧作ばっか読んでたので、復活シリーズを読むの自体、本当に久々になる。

 とはいえ良くも悪くも十年一日感の強い内容で、パーカーが読者にもお馴染みの仲間を呼び集め、犯罪を遂行。だが思わぬイレギュラー要素があり……のフォーミュラ・パターンは本当にそのまま。
 
 カジノ船を襲うという固有の設定も、作劇の上でそこそこの意味はあるが、それで面白くなったかというと、まあ、普通くらい、という感じ。
 あえて言えば、今回は某メインキャラの原動の謎がホワイダニット的にちょっと良かったかも。
 あと、終盤のドライでクールな仲間連中の描写はちょっといい。

 水準作と佳作の中間くらいの出来。シリー全体の中でもあまり高い評価はできないだろう。
 評点は正に「まあ、楽しめた」なのでこの数字。

 復活シリーズはこのあと、邦訳が2冊。未訳分がさらにそのあと4冊ある。その未訳分が翻訳されてないのを惜しいと思うか、それほどでもないか、まずはその翻訳されている2冊分を読んでから考えよう。


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リチャード・スターク
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