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ミステリの祭典

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レーンさんの登録情報
平均点:8.00点 書評数:3件

プロフィール| 書評

No.3 8点 黄色い部屋の謎
ガストン・ルルー
(2009/01/18 17:28登録)
モルグ街を嚆矢とするミステリ創世記の密室の概念は「絶対に人間は入れない」というものであったから、密室トリックを用いる場合は動物を使うしかなかった。
まだらの紐然り、レントン館然り・・・・
そんな中でそれまでの概念を覆し、始めて密室に人を入れたのが黄色い部屋であり、これが本作の歴史的意義と言える。
その後、ダインのカナリアが皮切りとなり機械的(工作的)密室の隆盛期へと時代は流れていくことになる。


No.2 6点 幻の女
ウィリアム・アイリッシュ
(2009/01/17 01:47登録)
かの有名な出だしの一文は流石にいいね。
古典的名作ではあると思うが、その根拠となるスリル、サスペンス性、犯人の意外性などにおいては現代ミステリでの中では埋もれてしまうものではないかと思う。


No.1 10点 そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー
(2008/11/30 20:30登録)
確かにアラはあるが、これ以上の傑作をご存知の方は具体的に作品名を教えてほしい。
たくさんあるなら一つでも二つでも。

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