Q2.ミステリ以外によく読むジャンルはありますか? |
(未登録)
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Q3.一番最初に読んだミステリは?それはいつ? |
児童向けにリライトされた、ホームズものの「まだらの紐」かな。おそらく六、七歳のころ。
<br>“大人向け”であれば、アガサ・クリスティーの『オリエント急行殺人事件』(新潮文庫版)で、小学4年生のときです。
<br>ポプラ社のホームズ、ルパン、乱歩を読みつくしたあと――スケールの違うオドロキが待っていました。
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Q4.ミステリにはまったきっかけの作品は? |
じょじょに泥沼にはまったようなものですがw 入門期の忘れ難い作品となると、やはり『オリエント急行』、そしてエラリー・クイーンの『エジプト十字架の謎』といったあたりです。
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Q5.新作が出たら(高くても)必ず買う作家は何人いますか? |
(未登録)
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Q7.あなたの読み方の特徴は? |
学生のころは、トリック偏重でした。
<br>いまは、構成と語り口にどう工夫をこらしているか、が気になります。
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Q8.ミステリの中で、特に好きなジャンルや設定はありますか? |
江戸川乱歩や中島河太郎をガイド役に、ミステリ入門した人間ですから、いまだに、両氏が好んだような、英米の古典的な本格ものは大好きです。
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Q9.逆に、あまり好きではないジャンルや設定はありますか? |
(未登録)
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Q10.あなたのミステリ観に影響を与えた人物・書物・団体等は? |
都筑道夫氏と瀬戸川猛資氏。
<br>具体的には、『黄色い部屋はいかに改装されたか?』と『夜明けの睡魔』という二冊のエッセイ集。
<br>前者からは、本格ミステリの評価基準を再考させられ、後者からは、現代ミステリのさまざまな可能性を教えられました。
<br>自分の意見との違いに、大いに反発しながらも、何度も読み返し、反論を考えることで、こちらの“読み”の幅も広がりました。
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