Q1.月に何冊くらいミステリを読みますか? |
4,5冊です。
<br>(2017年11月)2,3冊に減ってしまった。
<br>(2019年8月)月5冊を目指して、なんとか巻き返しを図りたい。
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Q2.ミステリ以外によく読むジャンルはありますか? |
歴史・時代小説など小説ならなんでも。エンタテイメントでも純文学でも、とにかく虚構の世界が好き。でもノンフィクションも意外に好き。
<br>昔は若気のいたりでビジネス書(といってもハウツー物のような安っぽいヤツが多い)をよく読んだ。
<br>野口悠紀雄氏の『「超」整理法』みたいなすぐれたものを求めて今でも1年に1冊、いや2,3冊から5,6冊は読んでいる。これは時間のムダ。
<br>(2017年11月)またビジネス書は読まなくなった。その代わり、非ミステリー小説をときどき読む。ビジネス書を読まないのはいい傾向だが、ミステリーが減ったのは悲しい。
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Q3.一番最初に読んだミステリは?それはいつ? |
原体験的な作品といえば、高校のころ読んだ、横溝の「犬神家の一族」。
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<br>その他若いころに読んだ有名作家の初読作品はつぎのとおり。
<br>ドイル(ホームズ)・・・まだらの紐。たぶん小学校のころ。肝心なあのトリックの記憶があいまいだったのはミステリー読みとして恥なのかも。
<br>クリスティー・・・たぶん「三幕の殺人」。内容の記憶は当然になし。
<br>松本清張・・・「点」か「ゼロ」。
<br>森村誠一・・・東京空港殺人事件。
<br>鮎川哲也・・・う~ん、思い出せない。たぶん短編か?
<br>陳舜臣・・・たぶん「枯草の根」。内容の記憶なし。
<br>カー・・・短編のどれか。
<br>クイーン・・・「Y」。三十歳を越えてからなので記憶あり。ただし少し。
<br>乱歩・・・子供向けは読んだはずだが、原体験のような読書記憶はなし。映像でも何かは観てたかな。
<br>ポー・・・もっとひどい。何もなし。
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Q4.ミステリにはまったきっかけの作品は? |
若いころは数年ごとに、はまるきっかけがあった。
<br>まず最初のきっかけは、高校のときの横溝。
<br>次が高校から大学にかけて。横溝を読んで推理小説ってこんなに面白いのかと思い手を出した清張、小峰元、森村。
<br>そしてその次のきっかけは、二十歳ごろに読み始めた陳舜臣。陳作品で最初に読んだのが何だか覚えていないが、「炎に絵を」は読後数年、頭の中に映像のような余韻が残っていた。ということを2011年に再読したとき思い出した。その余韻がそのままよみがえってきたのには驚いた。
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Q5.新作が出たら(高くても)必ず買う作家は何人いますか? |
いません。
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Q6.一番たくさん人に薦めた作品は? |
このサイトで書評を書くようになってからは、自己評価が8点以上の作品をときどき薦めます。
<br>(2016年3月)最近はよく薦める。
<br>(2017年11月)家族にはすぐに薦める。
<br>(2019年8月)だれにも薦めなくなった。
<br>(2019年10月)本質問に答えていなかった。多く薦めたのは、「そして誰もいなくなった」と、「ケインとアベル」と、「隠蔽捜査」の3作。
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Q7.あなたの読み方の特徴は? |
細切れ時間での読書なので、内容を忘れないように、なるべく早く読了するよう心がけている。
<br>後半にさしかかったころから、早く真相を知りたくてあせりだす(笑)。
<br>(2017年11月)面白くないと思ったとたんに散漫読書となる。そうなれば投げ出せばいいのだが、このサイトで書評したいがために完読する(笑)。
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Q8.ミステリの中で、特に好きなジャンルや設定はありますか? |
基本的には本格、社会派にこだわらない。
<br>サスペンス、警察小説、ハードボイルド、スパイ小説もOKです。トラベルミステリも好きです。
<br>ストーリー性があって楽しめれば大体なんでもOKです。
<br>それから、読後感のよいものが好みです。といっても爽快なものだけではなく、余韻を残してくれるものがいい。
<br>もちろん、あっと驚くどんでん返しがあるものも大好きです。
<br>(2016年3月)ミステリーは考え込むことが多いので、最近は、頭の中を空っぽにして、ただただ楽しめるエンタテイメント大衆小説(奥田英朗氏の『空中ブランコ』みたいなやつ)もときどき読む。
<br>(2017年11月)最近は映像に頼ること多し。観てから読む。いや、観てしまえば、いつかは読みたいと思うがいつのまにか忘れて結果的には読まないこと多し。
<br>(2019年8月)映像に頼ることがさらに多くなってきた。
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Q9.逆に、あまり好きではないジャンルや設定はありますか? |
複雑すぎて自分の脳力を超えるものはダメ。
<br>個人的な偏見にもとづくリアリティにこだわることがあり、そのようなリアリティがないものもダメ。
<br>(2016年3月)翻訳物はアレルギー気味だったが、自分の書評を調べてみると海外物は3割ぐらい。かつてはたぶん1割ぐらいだったから、本サイトのおかげで進歩したってことか。
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Q10.あなたのミステリ観に影響を与えた人物・書物・団体等は? |
小説以外なら、藤原宰太郎の著書で、ノックスの十戒が紹介されていたもの。ノックスの十戒を知ったときはびっくりした。こんなものを気にすることはないのに、トラウマのように、いまだに引っ張られることあり。
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