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ミステリの祭典

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雨の匂い

作家 樋口有介
出版日2003年07月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 4点 ボナンザ
(2026/06/21 19:09登録)
青春ものの香りを残しながらもこの時期らしいダークさによった一作。

No.1 5点 makomako
(2015/07/03 19:07登録)
 これは純粋な推理小説ではないが、読んでいくと最終的には相当に怖い話でした。樋口氏の洒落た会話(解説によるとこういうのをワイズラックというのだそうです)に満ちているのですが、これはちょっとやりすぎの感がありました。
 氏の小説では、段落の初めに花鳥風月の描写が巧みに入れ込んであるのですが、この作品ではちょっと過剰に感じました。ここまでやると読むのが多少面倒になってしまうのです。
 登場人物に温かみが少なく、冷たい話を巧みな表現で語るといったところなのでしょうが、私の好みからはやや外れていました。

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