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ミステリの祭典

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悠々おもちゃライフ
森博嗣

作家 評論・エッセイ
出版日2006年06月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 ∠渉
(2015/06/15 21:56登録)
『森博嗣の道具箱』や『工作少年の日々』等と若干内容は被ってるような気もするけど「趣」が異なる。どれも好きだ。
さて、森博嗣は『すべてがFになる』でデビューしてからというものの、コンスタントに作品を出し続け、版を重ね、若干マイナではあるものの、人気作家の仲間入りを果たした。
当然、印税が森博嗣の懐に入ってくる。勿論、彼はそのために作家を始めたわけだが、本書では、何のために森博嗣が作家というビジネスを始めたのか、そして、作家業で稼いだ印税で何をしているのか、「森博嗣」という「生き方」がほんの少しわかるような、わからないような…。
著者のブレない生き方が伝わる良い本だけど、自分のブレブレな生き方を省みて陰鬱になることもしばしば…でした。しょっぺえなぁ(笑)。
さて、気をとりなおして森ミステリィでも読みましょうか。

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