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ミステリの祭典
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ガラスの絆
作家
夏樹静子
出版日
1977年03月
平均点
6.00点
書評数
1人
No.1
6点
斎藤警部
(2015/05/19 12:10登録)
短編集。「天使が消えて行く」との連関を思わす題名(人工授精を象徴)につられ、同様の重厚路線を期待して読みましたが、かの作品ほどの深い感動は来なかった。。 とは言え面白く読めました。比較的重い過去に現在の強姦/脅迫/殺人事件を絡める表題作のほかは割りと軽めのサスペンス中心(出来は悪くない)で、佐野洋の短編集を思わせた、かも。
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