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ミステリの祭典

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炎の裁き

作家 フィリップ・マーゴリン
出版日1998年06月
平均点8.00点
書評数1人

No.1 8点 蟷螂の斧
(2015/01/03 17:42登録)
「BOOK」データベースより~『裁判でミスをしたピーターは、大物弁護士の父により勘当同然に片田舎の町へと追いやられ、細々と公選弁護人をつとめていた。そんなある日、地元の女子大生が惨殺され、障害のある青年ゲイリーが殺人容疑で起訴される。世間注視のこの裁判で勝利すれば、檜舞台に復帰できる…不純な動機からゲイリーの弁護を引き受けたピーターだったが、検察側の態勢はまさに磐石。はたしてピーターは圧倒的に不利な状況を覆せるのか。』~
読後は映画「摩天楼はバラ色に」(マイケルJ・フォックス主演)アメリカ的な立身出世物語(コメディ)を思い起こしました。いかにもアメリカ的でオーソドックスな展開ですが、リーダビリティがあり、なにしろエンタメに徹しています。久しぶりにほろりとする場面に出会ったり、読後は爽快感を味わうことができました。日本ではまだ認知度は低いようですが、アメリカではベストセラー作家の地位を確立しているようです。著者の作品は4冊目となりましたが、お気に入りの作家の1人になりそうです。

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