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ミステリの祭典

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ライディング・ザ・ブレット

作家 スティーヴン・キング
出版日2000年11月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 ∠渉
(2014/12/07 14:59登録)
短編ですがボリュームたっぷりなシチュエーションスリラーである。病気の母の見舞いに行くためにヒッチハイクで病院に向かう大学生がつかまえた車にはなんと・・・!

みたいな、古典的なシチュエーションなんだけど、ストーリィの顛末は予想を裏切る良いものになっていると思う。バリエーション豊かで、ディテールが細かくて、なおかつ短く集約されているので、絶叫マシンのような瞬間的な恐怖と解放感のある作品になっている。しかも泣けちゃうんだからニクい。

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