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ミステリの祭典

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ミントの香りは危険がいっぱい
お茶と探偵シリーズ

作家 ローラ・チャイルズ
出版日2012年06月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2014/09/09 11:30登録)
(ネタバレなしです) 2011年発表のシリーズ第11作の本書は500ページ近くあってこのシリーズとしては大作の部類ですが、他のシリーズ作品と比べても別に読みにくさを感じさせないスムーズな語り口には感心します。謎解きとしては前作の「ウーロンと仮面舞踏会の夜」(2009年)と同じく、そこそこ意外性を意識した結末が待っているのですが謎解き伏線が十分でないので、これならいくらだって意外な結末を用意できるだろうと不満が増えてしまうような気もします(もちろん平凡な結末に終わるよりはいいのですけど)。

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