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ミステリの祭典

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狙撃

作家 永瀬隼介
出版日2010年06月
平均点7.00点
書評数2人

No.2 6点 猫サーカス
(2017/12/12 19:02登録)
身内の警察官を内偵すべく任務に就いた女性がヒロインの警察小説。本作は、監察の仕事を与えられた上月涼子の苦闘を中心としながら、警察庁長官狙撃事件の真相に迫る。モデルとなっているのは、1995年3月に起きた警察庁長官銃撃事件。現実にはすでに未解決事件となってしまったが、作者は大胆にも事件の真相を暴いてみせた。ヒロインとその上司など奇抜で個性的な人物が次々に登場する。警察ミステリとしての意外性など、娯楽性に富んだ作品に仕上がっているばかりか、警視庁刑事部と公安部の確執における闇の部分に隠された真実を暴こうとするサスペンスが楽しめる。

No.1 8点 kowai
(2014/05/05 18:49登録)
ミステリの部類かと思いますが、ラストにはびっくりしました。どう収拾つけるのかとページをめくる指が。。

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