| 冬空トランス 樋口真由“消失”シリーズ |
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| 作家 | 長沢樹 |
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| 出版日 | 2014年03月 |
| 平均点 | 7.00点 |
| 書評数 | 1人 |
| No.1 | 7点 | 虫暮部 | |
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(2014/07/28 20:12登録) 要するに学園ハーレム小説を書きたいだけかっ? と一喝したくもなるが、それはそれでアリだな。脱ぎ魔の小和ちゃんをもっと乞う。 この作者はどうも必要以上に描写が判りづらく、読者としてはどっち方向を向いて読めばよいか迷うところがある。叙述トリック的な要素もあるだろうが、“問題編”というか、具体的にどういう謎が提示されて、どの部分がポイントになっているか、をもう少し判り易く整理してくれると良いのだけど。 例えば“水をどうにか処理しないと機材全滅”ということをもっと早く明言しておいたほうが、読者はより長い間、その謎を踏まえて読み進められるのだ。私の読解力の問題? |
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