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ミステリの祭典

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フェルメールの闇

作家 田中純
出版日2000年01月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 蟷螂の斧
(2014/03/27 18:32登録)
イギリスの古城でフェルメールの「自画像」が発見される。鑑定結果は真画と思われた。難病に侵され、フェルメールを模写することだけが生きがいとなっている男がいた。その妻は「模写美術館」を夫のために建設しようとし、発見された「自画像」をその美術館の目玉としたいと考える。真画~模写~贋作~盗難品が絡み合い物語は進行します。フェルメールに関する薀蓄や天才的贋作画家メーヘレンの逸話など楽しめました。他の書評では、後半急いでいる感じでミステリー的には?が多いような気がしますが、私的には楽しめました。

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