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ミステリの祭典

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消えゆくものへの怒り

作家 ベツキー・マスターマン
出版日2012年12月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 あびびび
(2013/08/12 11:20登録)
毎年夏に発生し、若い女性が犠牲になっている「ルート66連続殺人事件」。これを解決するためにおとり捜査のスペシャリスト、ブリジッド・クインの指揮で罠を仕掛ける。

しかし、ずっと無線連絡していたおとり役の女性捜査官からの連絡が絶え、その新人捜査官は行方不明になる。その7年後、退職していたブリジッドに犯人逮捕の報が入る。しかし、その犯人の自白にはどうも違和感が残り、自ら再捜査を開始する…。

この作家のデビュー作だそうだが、元は犯罪心理の仕事をしていただけあって、微妙な駆け引きが実にリアルであり、真犯人もこの作品にふさわしかった。

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