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ミステリの祭典

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崇峻天皇暗殺事件

作家 豊田有恒
出版日1987年06月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 makomako
(2013/06/26 21:12登録)
この本はずいぶん前に読んだものなのだが余り印象に残っていない。たまたま整理していたら出てきたので再読してみた。
 歴史推理は大好き。この小説の時代も興味を持っている。しかも意外な内容。どれをとっても非常に興味深いもののはずなのだが、もうひとつ面白みに欠ける。
 聖徳太子が皇位につかなかった理由も推古天皇が女帝として始めて皇位についた理由もかなりすっきり説明されている。しかしわたしの頭のなかには陰気で要領の悪い聖徳太子像や恐ろしい女である推古天皇というのはどうしてもなじまないのです。
 初めて読んだときはずいぶん若いころだったのだが、このある意味で驚くべき内容をほとんど忘れてしまうとは!。当時から頭が固かったのかなあ。

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