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ミステリの祭典

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ソフィー

作家 ガイ・バート
出版日1998年02月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 蟷螂の斧
(2013/06/09 20:07登録)
マシュー(弟)が姉のソフィーを監禁している場面からスタートします。現在(監禁中)がソフィーの一人称、過去がマシューの一人称で語られ、子供時代の回想(当初はノスタルジックな雰囲気)が、徐々に暗部へと変化してゆくという展開です。ラストでは、意外な展開が用意されているのですが、何故?という理由が明らかにされないので、モヤモヤ感が残ってしまいます。一つはソフィーの行為(ある事情で致し方ないのですが・・・~完全なネタバレになるので書けない)、もう一つはマシューの行為です。○○であるからで片づけられても・・・といった感じですね。訳者のあとがきには「ダーク・ファンタジー」としたとあります。

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