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ミステリの祭典

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体験のあと

作家 ガイ・バート
出版日1997年03月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 蟷螂の斧
(2013/06/09 09:42登録)
著者は12歳でW・H・スミス・ヤングライターズの大賞を受賞。本書は18歳の時書いたものということです。地下室に閉じ込められた高校生5人の状況が、3人称での文章、閉じ込められたリズの手記、外部にいるリサの告白で交互に語られます。稚拙な文章(理由はあるのですが)で、サスペンス感はあまり感じられません。エピローグである事実らしい?ことが判明します。小説の中身より、構成の方がが光っているとという感じですね。途中の緊迫感があれば、もっとラストが生きてきたと思います。

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