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ミステリの祭典

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邪悪

作家 ステファニー・ピントフ
出版日2011年01月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 あびびび
(2013/05/02 23:59登録)
2009年のデビュー作。女流作家で最優秀新人賞、アメリカ探偵クラブ賞を受賞。あの元アメリカ大統領のビル・クリントンも「素晴らしい読書体験」と、コメントしている。

時代は1902年、ある田舎の裕福な大邸宅の2階で天才的数学者になりうる女性が惨殺された。ほとんど手がかりがなく、混乱しているところにニューヨークの犯罪学者から「犯人を知っている」という連絡が来る。そこから事件はヒッチコックの映画のように、ずっと緊張感を孕んでいた。

ある作家の「陰影のあるキャラクター、手に汗を握るサスペンス、歴史のディテールを巧みに織り込んだ傑作」との評価も納得。

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