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ミステリの祭典

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ダイナー

作家 平山夢明
出版日2009年10月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 蟷螂の斧
(2014/06/23 13:00登録)
『ひょんなことから、プロの殺し屋が集う会員制ダイナーでウェイトレスをする羽目になったオオバカナコ。そこを訪れる客は、みな心に深いトラウマを抱えていた。一筋縄ではいかない凶悪な客ばかりを相手に、カナコは生き延びることができるのか? 次々と現れる奇妙な殺し屋たち、命がけの恋──。』 第13回(2011)大藪晴彦賞。第28回日本冒険小説協会大賞。                           脱出できないダイナーで、いつ殺されてもよいような状況のカナコ。助けてくれるはずの殺し屋もやがて・・・。人がバタバタ殺されるグロ描写には、やや食傷気味となります(苦笑)。サスペンス感や主人公の心情がいま一つ伝わってこないのが痛いところ。ラストもよくあるパターン?。他サイトで評価が高かったので残念な結果。

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