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ミステリの祭典

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死んでも治らない

作家 若竹七海
出版日2002年01月
平均点6.67点
書評数3人

No.3 7点 なの
(2004/09/12 18:20登録)
ブラックです、ハードボイルドです。
一見ボケボケした主人公の心の闇・・・怒り。
正直かなり好みです、続編があれば読みたいですね。

No.2 6点 884
(2003/12/27 23:23登録)
 雑誌連載の話の合間に、警官時代の主人公の話を挿入してあります。ただしそれが正しく伏線になっているのは1話だけで、あとはよくて関連話のっけてあるだけですね。作品世界の時系列がいじれないのでしかたないですが、1話が最後に来るようにしてあれば読後にカタルシスを感じさせることができたかもしれません。単行本化するときに思いついたんでしょうが、雑誌連載する前から決めていたのでなければする必要はないでしょう。
 ミステリは漫然と読んでてはいけないんだな〜と(笑)。作者が故意に書き落とした情報を推測するのが本義なんですかね。著者によれば「登場する犯罪者がみなまぬけばかり」だそうですが、主人公が語り出すまで謎に気付かない読み手の僕もまぬけということになるんでしょうか。

No.1 7点 しゃん
(2002/06/19 18:20登録)
面白くすらすらと読めます。が、複雑な構造がわたしには感動を与えませんでした。ないほうが私の好みに合います

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