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ミステリの祭典

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名探偵は密航中

作家 若竹七海
出版日2000年03月
平均点7.50点
書評数4人

No.4 6点 kanamori
(2011/10/21 19:14登録)
時代は昭和5年、舞台は横浜から英国に向かう豪華客船上。ノスタルジー漂うホンワカした雰囲気の中で次々と事件が起こるオムニバス形式の連作ミステリです。
作品ごとに主人公が入れ替り、男爵家ご令嬢、英国夫人の飼猫、いたずら小僧など魅力的なキャラクターが小気味いいストーリーを盛りたてています。作者持ち味の毒気も控えめなので後味も悪くない。
生化学博士が幽霊談義に合理的な説明を付けようとする「幽霊船出現」が編中の異色作で面白かった。

No.3 6点 バファックス
(2004/07/03 03:14登録)
船。昭和。ラブ。

No.2 8点 美来
(2001/11/08 15:03登録)
昭和初頭の雰囲気が○。
で、結局、船上の殺人事件の、動機はどっちだったのでしょう?

No.1 10点 はこ
(2001/04/20 20:07登録)
ちょっと昔のお話。
いろんな要素がいっぱい入って楽しい作品です。

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