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ミステリの祭典

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セーラー服と黙示録
セーラー服と黙示録シリーズ

作家 古野まほろ
出版日2012年12月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 いいちこ
(2017/02/28 11:58登録)
「世界の破壊」に重きを置く天帝シリーズとは対照的に、「世界の構築」に丹念に注力しようとしている姿勢は好感。
ただ、その副産物として、舞台設定の説明に紙幅の3分の2を費やし、本格部分が余技程度というバランスは至って悪い。
フーダニット・ハウダニット・ホワイダニットを個別に担当する3人の探偵を置くアイデアも斬新だが、肝心の真相は拍子抜けの印象が強い

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