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ミステリの祭典

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透明な暗殺

作家 佐野洋
出版日1960年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2013/03/24 17:29登録)
公選法違反や繰上げ当選といった選挙ネタを扱った初期の中短編集。

「透明な暗殺」と「三人目の椅子」のふたつの中編は、二転三転するプロットはそれなりに面白いと思うものの、真犯人の立ち位置、ある女性と三流新聞の記者の役割、隠された裏の構図など、全体の構成がよく似ており、おおよその着地点は推測できるもので意外性という点では物足りない。
無人島のヌーディスト写真を巡る奸計「裸人の島」は凡作レベル。

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