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ミステリの祭典

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かめ探偵K

作家 北野勇作
出版日2011年05月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 6点 虫暮部
(2026/03/06 15:22登録)
 最重要エピソードは “パン屋で耳を買う” くだりではないだろうか。パンはやっぱり耳だよね。あそこから直接は話が広がらず残念なんだけど、アレがアリだからバラバラ事件もアリ、と考えると実は伏線になっているのである。因みに私、バラバラ事件のトリックは一瞬で見抜いたと言うかあんな感じかな~と連想したのであった。

No.1 5点 ボンボン
(2012/11/19 18:07登録)
今回もどっぷりSFだった。ips細胞より難しい科学をほんわかファンタジーで包んでいるので、一緒に謎解きしようとしても無理。この世界観を楽しむのが正しい鑑賞法でしょう。
しかし、それにしても、かめ探偵Kのお話は、この1冊でお終いなのだろうか。色々日常の説明がある中、事件は2件しか入っていない。わざわざ壮大な世界設定をしているのに、お話2つでは足りない、もったいない。
余談だが、文章の調子が何かちょっと違う、と思ったら、著者は落語作家でもあるらしい。自分突っ込みの語り口や「きゅおう、きゅおう(磨く音)」とか「どざあああああ、どざあああ(波)」などのリアルな擬音語が繰り返し出てくる。落語口調を頭に入れて読み直してみると、本当に落語みたいで面白い。

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