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ミステリの祭典

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信州・小諸殺人行

作家 中町信
出版日1995年03月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2013/01/08 22:15登録)
女性画家と幼児が神社の石段から転落死するという事件をきっかけに、小諸に住む老画家や周辺の人物がバッタバッタと殺されていくというB級本格ミステリ。
夫婦探偵ものですが、氏家周一郎&早苗夫婦は登場しないノンシリーズ長編です。
ミスリードのための意味深のプロローグや、過去の事件の真相に気付いた人物が次々と殺されていく展開など、お馴染みのプロットですが、旅館の離れの密室殺人と、室内の三毛猫からのロジック展開はまあ面白かった。しかし普通に考えて、あれだけの理由で何人も殺す必要性はないでしょう。

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