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ミステリの祭典

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インターフォン

作家 永嶋恵美
出版日2010年10月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 シーマスター
(2012/05/28 22:58登録)
「団地」の住人達の人間模様を描いた短編集。

ダークな話が多いが、薄味のものからショッキングな話までヴァラエティに富んだ十の物語。

最終話を除いて、各話とも3分の2ぐらいのところに「さて、この話の真相・オチは何でしょう? 当てられるものなら当ててみろ」という挑戦文句を挿んだクイズ形式にしてもいいんじゃないかというぐらい歪んだ結末が待ち受けているが、やられた感は大して得られず。
私がほぼ見抜けたのは一話だけだが、推理の余地がある話はその一話だけである。負け惜しみではない。
また誤字が結構あったのも気になったが、幻冬舎ってこんなもんなのかな・・・・もう少ししっかり更生して星い。

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