home

ミステリの祭典

login
愛する者に死を

作家 リチャード・ニーリィ
出版日2007年10月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 蟷螂の斧
(2013/06/07 19:09登録)
著者のデビュー作(1969年)。本格風味の漂うサイコ・サスペンス。どんでん返し度は、「心ひき裂かれて」が強烈だったこともあり、それほど感じませんでした。デビュー作なので、その後に続く作品(叙述)の片鱗は感じることはできました。作品評価とは別のことですが、翻訳がイマイチとの感を持ちました。

No.1 6点 こう
(2012/02/27 01:26登録)
 リチャード・ニーリィのデビュー作はサイコサスペンス+本格ミステリといった趣きでその後の「殺人症候群」や「心ひき裂かれて」をほうふつとさせる筆致ではありますがそこまでの衝撃はありませんでした。ストーリー上「人物誤認」があまりにも都合よすぎるのが不満でした。ニーリィらしさは味わえるので個人的にはまあまあ満足でした。
 あとがきで仁賀克雄が未訳作品の解説をしてくれているのはうれしいです。あと長編8作どこか訳してくれないでしょうか。

2レコード表示中です 書評