home

ミステリの祭典

login
迷宮の暗殺者

作家 デイヴィッド・アンブローズ
出版日2004年02月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2012/03/07 18:00登録)
これはジャンル分類が困難な”トンデモ本”でした。
秘密工作員チャーリーを主人公とする暗殺ものと、脳神経科の女医スーザンが巻き込まれる陰謀もののパートが交互に同時進行で描かれ、途中まではなかなか読ませるのですが、二つのストーリーが統合される中盤でぶっ飛びの展開に突入します。ここで読むのを放棄する人が多数いそうです。

まあ、本書冒頭のエピグラフが、荘子の”胡蝶の夢”とジェームズ・ボンドですからね。ある程度変な話だと覚悟はしてましたが、ここまで”おバカ”をやってくれるとは・・・・・脱帽です。

1レコード表示中です 書評