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ミステリの祭典

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特急「北斗1号」殺人事件
十津川警部シリ-ズ

作家 西村京太郎
出版日2007年09月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 大泉耕作
(2011/12/13 23:24登録)
しっかり謎が集約されているし、まあ面白かったのではないかと。
 こういうところが西村京太郎氏の上手いところなのですが、これは心のロジックなどが、犯人或いは被害者の心理を探って謎を解明しようと十津川と亀井が調査に乗り出すかたちになる形式。
 現場に犯人を絞り上げるための描写というものもなく、やはり語られないためやっぱり視点は自然とそちらへ誘導される仕組みになっていて、感心しました。
 折を見て、また祖父から何か京太郎氏の作品を譲っていただこうかと思います。

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