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ミステリの祭典

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模倣犯

作家 宮部みゆき
出版日2001年03月
平均点7.68点
書評数50人

No.10 9点 秀島
(2002/01/08 18:06登録)
かなり面白かった!が・・・チョット話が長すぎる!
もうチョット完結に出来ないものか?
蒲生邸事件ぐらいの長さが一番良かったのでないかと
思う!それがタマにキズ!

No.9 7点 tetrapot
(2002/01/07 09:02登録)
 とにかくあの量を一気に読ませるのはさすが。特に1部3部はページを繰る手がもどかしい。読むことに没頭した。
 が不満もかなり多い。
 まず悪役に魅力がないので特に2部がかったるい。高村薫とまでは言わないがせめて大沢在昌くらいには魅力的に書いてほしかった。
 2人の悪役のやられるのがほとんど同じパターンというのが興冷め。せめてピースを追い詰めるところはもっと書き込んでほしかった(ピースにもっと頑張ってほしかった)。
 善人たちは毎度のパターンながらまずまず良くかけてたと思う。ちょっと人物だしすぎかな,ちょっと中途半端なエピソードが多かったような…
 文庫版で大幅加筆改稿というのは無理だろうな… 高村薫じゃなんだし…

No.8 10点 ドクター7
(2001/11/19 18:09登録)
上巻はゆっくりと、下巻は一気に読みました。たしかに愉快なテーマではないですが、これだけの内容をここまで書けるのはすごいことだと思います。エンターテイメントとして、後半あたりから都合の良い展開がありますが、けして作品の質を落としてはいないと思います。なによりも読んでいていろんなことを感じ、考えさせられました。絶対に一読の価値がある作品だと思います。

No.7 7点 しゃもん
(2001/08/30 02:15登録)
各キャラクターの抱えるドラマは宮部みゆきらしく、読ませるものがありました。その魅力にひかれて、読み進んだけど、犯人が自ら追い込まれる仕掛け、説得力なし。犯罪が露呈するきっかけなんて結構あんなふうに間抜けかもしれないけど、ちょっとなあ。あそこまでイッキに瓦解するとご都合主義的で残念です。でもラストは泣いたよー。

No.6 8点 アデランコ
(2001/08/20 21:59登録)
ジャーナリストや警察の視点からも描かれており、犯人を追い込んでいく(実際に直接ではないが)描き方は「レディ・ジョーカー」を思い起こした。
後味はなんか悪かったです。

No.5 8点 美来
(2001/07/18 16:58登録)
第3部は宮部節で読みやすかったのですが、、、1部2部、あまりにも淋しい話でした。宮部さんの書く悪人は、本当に「極悪人!」が多いとはいえ。読み返したいと思いつつ、まだ再読することができません。

No.4 5点 桜井杏
(2001/07/03 23:35登録)
最後に犯人がぼろを出す所、世間を騒がした殺人鬼にしてはかっこ悪すぎです。

No.3 9点 さよ
(2001/06/21 10:32登録)
面白かったというには、暗くて重い作品
だったけれど、読む価値も意味も
あると思う。

No.2 4点 水母
(2001/05/23 14:16登録)
上巻を泣きながら読んでしまい精神力が続きませんでした。下巻はとばし読みしましたがどこを読んでも悲しかったので宮部さん好きなんだけど、この本は読み返せません。

No.1 9点 さわ
(2001/05/15 14:24登録)
今までにない宮部みゆきの本だったと思う。
暗いけど、読む価値はあった。

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